15年点検で悩んでいませんか?
保証延長工事で数百万円の金額を提示されて、困っている人もいるでしょう。
ノハシローンを組まないと払えないような金額を出されると、意気消沈してしまいますよね
結論から言えば、大和ハウスの保証延長工事は行わず、相見積もりを取ったうえで専門業者に発注するのがおすすめ。
費用を大幅に抑えられる可能性が高く、適切な価格でメンテナンスを行えます。
本記事では大和ハウス15年点検の費用と保証延長工事の必要性を解説します。
最後まで読めば、本当に必要なメンテナンス工事がわかりますよ。


大和ハウスの15年点検は無料?費用について解説


大和ハウスの15年点検で必要な費用について解説します。
15年点検自体は無料だが保証延長工事に費用がかかる
結論から言うと、大和ハウスの15年点検自体は無料ですが、保証延長を受けるためのメンテナンス工事は有償です。
保証延長工事の内容と施工店は大和ハウスが指定し、変更することはできません。
- 15年点検自体に費用は掛からない
- 点検後の保証延長工事は有償
- 工事内容にもよるが、保証延長工事は150~350万円ほどかかる
- 保証延長工事行うかは任意で、行わないこともできる



保証延長工事が高額な場合は、外壁専門業者の無料診断を受けて工事の妥当性を調べた方がよいでしょう
大和ハウスの15年点検ではどこを見る?
大和ハウスの15年点検では「外回り+内部+床下+小屋裏」の総合チェックを行います。
大和ハウスグループ公式の点検項目から整理すると、下記の10項目が中心です。
- 屋根:屋根材の割れ・ゆがみ・退色、樋の破損や詰まりを確認
- 外壁:シーリングと塗装の劣化、外壁のひび割れを確認
- 基礎:基礎のコンクリートにひび割れが発生していないか確認
- 床下:木材の腐食とシロアリ被害、給排水管の水漏れを確認
- 外部排水:排水桝を開けて、詰まり・汚れ・排水異常を確認
- バルコニーの防水:防水シートの剥離・傷・破れ・ふくれをチェック
- 小屋裏:野地板のシミやカビを確認
- キッチン:扉の建付け、給水管の劣化、排水管のつまりと汚れ、床壁タイルの浮き剥がれを確認
- 浴室:浴室内のカビやタイル剥がれ、建具の開閉、給水管の劣化、排水管の詰まり・汚れを確認
- 建具:建具の変形、丁番やドアクローザーの開閉具合をチェック
参考文献:大和ハウスグループの中古住宅総合窓口リブネス
大和ハウスリフォーム株式会社 住まいの健康診断
大和ハウスの15年点検をしないとどうなる?
大和ハウスの住宅は初期保証がついており、この条件として「構造耐力上主要な部分・雨水の浸入を防止する部分について、保証期間内に所定の点検を受けること」があります。
そのため、15年点検を受けないと初期保証が受けられなくなります。



15年点検自体は無料ですから、受けておくことをおすすめします
重要な点として、保証延長工事を行わなかったとしても、無料点検を受けていれば初期保証はなくなりません。
保証工事が必要なのは、初期保証で決められた期間(例えば30年)を延長したい場合。
無料点検を受けたうえで、修繕は別の会社に頼むのも有力な選択肢というわけです。
大和ハウスのメンテナンス費用は高い?保証延長工事を解説


大和ハウスの保証延長工事をするべきかを解説します。
15年点検で提示された保証延長工事を行うべきか?
はっきり言ってしまうと、大和ハウスの15年点検は受けるべきですが、保証延長工事は行わずに別の業者に依頼することをおすすめします。
保証延長工事は費用があまりにも高く、適切なメンテナンス費用の範囲を超える場合が多いからです。
- 大和ハウス指定の施工店による工事となり、競争原理が働かず高くつく
- 1社限定工事で相見積もりなしなので、見積もりが高くなる
- オーバースペックな工事内容となりがちで、過剰なメンテナンスとなる
- 保証延長工事には中間マージンが大きく含まれ、値段が高い
建物のメンテナンスは定期的に行うのが重要で、1回工事して終わりではありません。
高額な保証延長工事を1回受けるより、専門業者に適切な値段で工事を発注し、定期的に修繕する方が建物性能維持の観点からも推奨されます。
大和ハウスの保証延長工事は値段が高くなりがち
意外と知られていませんが、大和ハウスの保証延長工事は、相場よりかなり高い場合が多いです。
理由はいくつかあるものの、最大の理由は多重下請け構造で中間マージンが発生するから。
実際に施工を行う業者の間にメーカーと下請け業者が挟まり、広告費や本社経費が上乗せされるのです。
- 実際に施工を行う業者の間に大和ハウスとリフォーム業者が入り、中間マージンが発生する
- 足場や塗料といった実費の他に、本社経費や営業歩合、広告費が上乗せされる
- 大和ハウス独自の外壁材や部材を指定されるため、一般品より高くなる
- 必要最低限の補修工事だけではなく、再塗装や追加設備もセット提案される
X(旧Twitter)に大和ハウスの保証延長工事のポストがあったので、実例として掲載します。
やはりオプションがセット提案されており、約300万円と高額な見積もりになっています。
15年点検時保証延長工事でローンはおすすめしない
15年点検で提案される保証延長工事は高額な費用となるため、大和ハウスはローン制度を用意しています。
大和ハウスリフォームでは大和ハウスグループのリフォームローンをご用意しております。
引用元:大和ハウスリフォーム株式会社 提携リフォームローンのご案内
しかし、ローンを利用して保証延長工事を行うのはおすすめしません。
メンテナンスは建物寿命を伸ばすため無理のない範囲で行うものであり、借金で行うのは過剰な工事と考えるべきです。



はっきりと言えば、高額な保証延長工事を呑ませるためのローン制度だと思います
大和ハウスの保証内容について
そもそも保証延長工事で延長される「保証」とは、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分に問題が起きたとき、無償で補修工事が行われることを指します。
それ以外の個所、給湯設備や内装、雨樋・軒天などの付帯部は保証延長の対象ではありません。
- 構造耐力上主要な部分:柱・梁など建物荷重を支える部位
- 雨水の浸入を防止する部分:屋根・外壁や開口部の建具など、品確法で定められた部位
大和ハウスの15年点検は必要か?
ここまでの解説をまとめると、大和ハウスの15年点検については下記のことが言えます。
- 15年点検の実施は初期保証の条件に含まれている
- 15年点検自体は無料で行われる
- 初期保証期間を過ぎても保証を継続するには、保証延長工事が必要
- 保証延長工事は300万円程度と高額になることが多い
- 延長したとしても保証対象となる部位は限定されている
上記を踏まえると、15年点検は受けておき、保証延長工事は行わないで別の専門業者に適切な補修工事を依頼するのがベストとわかります。



試しに相見積もりを取れば、大和ハウスの見積もりがどれだけ高いかわかるはずです
修繕前に相見積もりを取るのが大切
専門業者にメンテナンス工事を頼む時も1社に限定せず、最低3社から相見積もりを取るのが鉄則。
複数社を比較検討することで費用が抑えられますし、本当に必要な工事内容も明確になります。
- 建築工事には定価が存在せず、1社だけだと強気な値段を提示される
- 複数社の見積もりを比べれば、経済性の高い提案を見分けることができる
- 見積もりの工事項目を比較することで、必要な補修内容も明確になる
- 不要な工事を外せば、工事費用を抑えることができる
相見積もりは余計な出費を防ぐのに本当に効果的なので、絶対に実施してください。



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【関連記事】外壁塗装見積もりサイトランキング17選!一級建築士が評判を比較
大和ハウスの20年点検とは?15年点検との違いを解説


大和ハウスの20年点検の内容と15年点検との違いを解説します。
大和ハウスの20年点検の内容と費用
大和ハウスの20年点検は15年点検と内容はほぼ同じですが、提案される工事が大規模になり、費用が高くなる傾向があります。
- 15年点検で修繕しなかった箇所で修繕工事が発生する
- 屋根や外壁塗装の寿命が近づく時期で、全面的な補修が必要になる
- 築年数がかさんだことで、補修必要箇所が増えてくる
特に高額な外壁塗装・防水工事を全面的に行うことになると、大和ハウスだと300~400万円程度の費用になることも珍しくありません。
修繕自体は必要だとしても、相見積もりをすれば工事費を抑えられる可能性が高いですから、慌てずに他社と比較検討するのが賢明です。
大和ハウスでは5年ごとに点検を行っている
大和ハウスは5年サイクルで点検を行っており、15年点検や20年点検もその一貫という位置づけ。
ちょうど補修が必要な部位が出てきやすい時期なので、15年・20年点検時に高額な保証延長工事を提案されやすいというのが実情です。
- 1ヶ月点検:引き渡し直後の初期不具合を確認
- 1年点検・2年点検:設備・建具・内装の初期不具合の確認
- 5年点検・10年点検:外壁のチョーキングやシーリング劣化が現れ始める
- 15年点検・20年点検:外壁と屋根の劣化が明確になり、高額な工事を提案されやすい
- 25年点検・30年点検:「保証延長のため」を理由に、大規模補修を提案される
大和ハウスの20年点検をしないとどうなる?
20年点検を行わなかった場合、「構造耐力上主要な部分・雨水の浸入を防止する部分について、保証期間内に所定の点検を受けること」という条件を満たさなくなるので、初期保証がなくなります。



20年点検も15年点検と扱いは同じですね
- 20年点検の実施は初期保証の条件に含まれている
- 20年点検自体に費用は掛からない
- 点検後の保証延長工事は有償
- 保証延長工事行うかは任意
15年点検の時と同じで、無料点検自体は受けた方がよいですが、補修工事は他社に依頼するのをおすすめします。
一括見積もりサイトを使って相見積もりを取れば、高確率で費用が大幅削減できます。
パナホーム・積水ハウスの15年点検とは


大和ハウス以外のハウスメーカーにも無料点検制度が存在します。
パナホームと積水ハウスの15年点検について、解説します。
パナホームの15年点検の内容と費用
パナホームにはフレッシュアップ点検という制度があり、15年点検もそこに含まれています。
- 5年・10年・15年・20年・25年に行われる無料点検のこと
- 点検費用自体は無料
- フレッシュアップ点検を受けないと保証延長ができない
- 劣化が見つかった場合は有償メンテナンスが発生
- 有償メンテナンスを断った場合、保証延長はできないが、初期保証は継続
積水ハウスの15年点検の内容と費用
積水ハウスには「長期サポートシステム」という制度があり、15年点検もその一貫です。
他ハウスメーカーと異なるのは、10年点検と20年点検が本格的な点検で、15年点検は簡易に行われる点。
初期30年保証に必須なのも10年・20年点検で、15年点検は条件になっていません。
- 3ヶ月・1年・2年・5年・10年・15年・20年・25年・30年のタイミングで点検がある
- 10年・20年・30年点検は構造躯体と防水のチェックを含めた本格的な点検
- 10年点検と20年点検は初期保証30年の条件に含まれている
- 30年目までの定期点検はすべて無料
積水ハウスの15年点検では、外壁のひび割れや汚れ、コーキングの割れ、ベランダの防水層の劣化、基礎のクラック、樋や桝の詰まりなど、外観で確認できる不具合のチェックが主体。
思ったよりもあっさり終わるので、意外に感じるかもしれません。
保証延長工事を行う前に相見積もりを
大和ハウスの15年点検と同様、パナホームと積水ハウスも無料点検時に有償の保証延長工事を提案されることがあります。
この場合も即断は避け、他社と相見積もりを取って比較検討することが重要です。
- 1社単独だと強気な見積もり価格を出されても気づけない
- ハウスメーカーの中間マージンが大きい可能性がある
- 重要度の低い工事もセットで提案されていることがある
- 保証延長の対象は限定的で、大金をかける価値があるかは微妙
一括見積もりサイトを使えば、相見積もりは無料で簡単に取れます。
有償工事に対してはすぐに返答せず、相見積もりで相場をしっかり調べることをおすすめします。
まとめ:大和ハウスの15年点検は必要か?保証延長の費用を解説
本記事では大和ハウス15年点検の費用と保証延長工事の必要性を解説しました。
- 大和ハウスの15年点検は無料だが、保証延長工事は費用が掛かる
- 15年点検では「外回り+内部+床下+小屋裏」が総合的にチェックされる
- 大和ハウスの15年点検を実施しないと初期保証がなくなる可能性が高い
- 大和ハウスの保証延長工事は、相場より高い場合が多い
- ローンを組んでまで大和ハウスの保証延長工事を行うのはおすすめしない
- 相見積もりを取ったうえで専門業者に依頼したほうが、安い値段で適切なメンテナンス工事を行える
- 大和ハウスの20年点検は15年点検とほぼ同じ内容だが、年数が立っている分、大規模な修繕工事を提案されやすい
- パナホームにはフレッシュアップ点検という制度があり、15年点検もそこに含まれている
- 積水ハウスの15年点検は比較的簡易な内容で、本格的なチェックは10年点検と20年点検で行われる





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